全般性不安障害とは。

 全般性不安障害とは、病的なほどにいわゆる「心配性」「取り越し苦労」をする状態です。様々なこと、とくに将来のことに関して不安になりやすくなります。 あれやこれやと不安になり、不安が浮動しているような状態です。またイライラ、不眠傾向などの過敏状態、そして集中困難が伴いやすいです。

全般性不安障害の治療

 不安が強まった背景もあると考えられますから、治療に関してもやはり、その背景から考えてみるのも有力な方法です。不安が強まるに至るいきさつをノートに書いてきていただいて、どういうプロセスで症状が生じたのかを自己認識することを促します。あるいはそれに加えてカウンセリングのためのしっかり時間を確保して話し合っていくことも有効だと思われます。

 内服薬による治療でしたら、抗不安薬やSSRIは一般に効果があります。