気分障害(感情障害)の基本的な考え方とは。-世界保健機構(WHO)の考え方より-

  世界保健機構(WHO)によれば、気分障害(感情障害)とは、気分あるいは感情の変化に基づくにもとづきます。これが本質であり、それに活動性の変化を伴います。次に、その他の種々の症状は、気分(感情)や活動性の変化から二次的に生じたか、あるいはそれとの関連性で生じます。
 気分障害にはうつ病と躁うつ病の2つがありますので、要するに、うつ病やそううつ病は、気分あるいは感情の変化が基本であり、その次に活動性の変化が生じたり、その他様々な症状が生じるということです。
 これが世界保健機構(WHO)の基本的な考え方です。
 

バランスのとれた考え方ではないでしょうか。

 上は、堅い書き方になりましたが、いかがでしょうか、考え方としてはなかなかバランスがとれているのではないかと思います。もっとも現実は、これにきれいに当てはまるものではありません。かといってこの考え方を大きく逸脱させるのも適切ではないでしょう。