再発兆候としての過労・不眠。その前段階の疲労蓄積。

 うつ病の再発の兆候は、過労、不眠といわれます。とくにストレスによる不眠傾向。


 そもそも、うつ病になる人は休むことが上手ではないともいわれます。また疲れの蓄積に気づきにくいことがあります。 自分がとても疲労していると気がつくことが大切です。

 過労によって不眠傾向になりやすいですが、更に過労の前段階である疲労蓄積を自覚することが大切です。自分がこういった状態になったら、マズイというような前兆を自覚して知っておくことも大切です。


 また何らかの簡単なセルフモニタリングも有用かと思われます。参考までに中央労働災害防止協会に次のようなチェックリストもあります。

 

 疲労蓄積度チェックリスト

 

 これはあくまで参考にすぎないですが、人によってはとても使い勝手がいいかも知れません。

 

 要は、どのように、どの程度に疲れているのか自分自身でわかると、疲労の蓄積を減らして、疲労回復も早める結果になりやすいと思います。


 上の話は再発予防の観点から考えた場合です。疲れやすさが症状そのもののという場合もありますので、その際には精神科的な治療的方法が不可欠になります。