ベンゾジアゼピン系抗不安薬の副作用について

 ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、内服して30分から1時間くらいで、不安感、緊張感、胸のざわつき、自律神経症状が緩和してきます。

 主な副作用としては、眠気、ふらつきがあります。落ち着いているときに内服すると若干眠気が生じますが、緊張している状態では、眠気は生じません。しかし人前で話すことが終わって緊張がほぐれたときに、ふと眠気を感じることがあります。

 それ以外に違和感を感じるようなことがあれば担当の医師に相談しましょう。

 

【ベンゾジアゼピンの依存に関して】

 またベンゾジアゼピン系抗不安薬には依存性が少しあるとされています。時々内服する程度では依存が形成されることはありません。依存の度合いは、タバコ、お酒、違法薬物などと比べれば遥かに低いです。ベンゾジアゼピンは必要なくなれば自然とやめれます。必要もないのに使い続けなければならなくなるということはまずありません。

 大量のベンゾジアゼピンを毎日連用すると、稀ですが依存が形成されることがあります。この場合でも、少しずつゆっくりと減量する方法が良いです。頑張って急に中止しようとすると、失敗することが多いです。上手にバランスの取れた行動ができにくい人は、効果があるからと言って、連日たくさんの薬を飲んで頼ったり、逆にもう薬はやめたいと思い立って、段階を踏まずに突如として断薬して失敗し、結局「依存だ」ということになることがあるので要注意です。