講演会

 今回は講演会を行う機会を与えていただきました。都立広尾病院の神経科主催の講演会でした。

 今回はお薬についてのお話でした。精神科領域では人間を多面的に見ることも大切です。人間には心理的な領域があり、また社会に生きる社会的存在でもあります。そして生物としての身体的な基盤のうえに諸々の精神活動もあります。今回は、身体的な基盤に関連して、お薬の話です。特にアリピプラゾール(エビリファイ)という内服薬がありますが、安全性と効果の面からバランスのとれたものだと位置づけられています。ドパミンの調整をするもので、種々の安定化作用があります。去2015年5月にエビリファイにLAI(long acting injection)という製剤が登場して、月に1回の投与でよいものです。それの適正使用に向けてのお話をしまた。

 広尾病院の精神科の先生はやはり優秀ですね。今後、末永く交流できればうれしいです。

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