レクサプロの適応拡大

 今回、レクサプロというSSRIが社会不安障害に使用できるように正式に保険適応が拡大されました。これまで社会不安障害で保険適応をとっていたSSRIは、パキシル(パロキセチンと同じ)とデプロメール(ルボックス・フルボキサミンと同じ)でしたので、これで3種類目ということになります。海外では、レクサプロはずっとまえから社会不安障害の適応をとっていました。わが国でも、より相性の良いものを選択できるように幅が広がります。

 もっとも、実は、レクサプロは今回の正式の適応症の拡大の認可が下りる前から、社会不安障害に使ってきましたので、実質的には大きな変化はありません。

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