事例検討会

 今回は500人くらいの精神科医が集まる規模の大きな事例検討会に出席しました。3つの事例が提示されました。いずれも入院を要し、ことさら困難を伴うケースばかりでした。

 シンポジウム形式でしたが、この会の最大の特徴は、精神科医、厚労省の精神保健を担当する方、精神保健関連の法律を専門にする大学教授が一緒になって症例について考え論じるということです。

 行政、司法、立法、現場の精神科医が連携して大変難しい症例について検討会を行うということは、それぞれの立場にとって、とても意義深いことだと思いました。