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冬季にうつ状態になりやすいうつ病を「季節性うつ病」と呼びます。これは日照時間が短くなることが主な原因ではないかと考えられています。とくに北欧、カナダなどで、日照時間が短い地域に比較的多いとされています。日本でも時々見られることがあります。そのような場合には、高照度光照射療法(光療法)の有効性がかなり明瞭に認められています。季節性でないうつ病にも効果があるかもしれませんが、統計的にはいい結果は出ていないようです。
照射時間は1日1,2時間です。この器具はネットでもいろいろな種類が販売されています。
ちなみに、睡眠時間がだんだんに後ろにずれ込んでいく「睡眠位相後退症候群」にも効果があるとされています。