双極性障害2型に着目するきっかけについて

 双極性障害2型は見分けがつきにくいです。

 まず見分けるためには着目点がたいせつです。

 世界の研究でおおよそ共通しているような着目点としては次のようなものがあります。

 

・うつ状態を何度も繰り返す。再発を繰り返すとか、長期に渡り波状に良くなったり悪くなったりする。

・若くして発症。10代や20代最初の頃にはじまった。

・うつ状態と軽い躁状態の混合。

 

 つまり、うつ状態が若い時期に始まって、長期にわたって良くなったり悪くなったりしているばあいには、双極型の可能性もふくめて検討しないといけません。